助手で勤めているバイト先に衛生士として就職するのはアリ?

歯科衛生士になる前に、歯科助手として従事したことのある方は珍しくないでしょう。 やっとの思いで国家試験を通過し、いざ歯科衛生士として花開くとき、バイト先の医院に就職するのは得策なのか? 一生で一度の“新卒歯科衛生士”を無駄にしないために、一緒に考えてみましょう。

2019年3月25日 更新
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歯科衛生士になる前に、歯科助手として従事したことのある方は珍しくないでしょう。
やっとの思いで歯科衛生士国家試験を通過し、いざ歯科衛生士として花開くとき、バイト先の医院に就職するのは得策なのか?
一生で一度の“新卒歯科衛生士”を無駄にしないために、一緒に考えてみましょう!

歯科衛生士の卵のバイト先と言えば、歯科医院の助手

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人手不足の歯科業界では、常に求人情報が出ています。

その中でも歯科衛生士の卵はとても人気です。
なぜでしょうか?

1つは歯科の知識を勉強している真最中なので、未経験の助手さんより業務がスムーズなこと。
勉強しながら臨床現場を学べるのは学生側としても一石二鳥です。
私も学生時代は、先生のアシストにつきながらいろいろな問題を出してもらっていました。
先生からの質問がそのまま試験に出たときには、先生に感謝の気持ちでいっぱいでした。
また、アルバイト先での経験が臨床実習でも活かされます。

2つ目はもしかしたら歯科衛生士になってそのまま就職してくれるかも?!とクリニック側は期待しているからです。
学生時代、歯科助手として働いていた知人たちは、ほぼ全員就職のお誘いをいただいておりました。
アルバイトしている中で続けたいと感じている場合にはとっても嬉しいお話ですよね!

そのまま就職する人は多い??

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個人的な統計ではありますが、私の周りの歯科衛生士は歯科助手時代のバイト先にそのまま就職する人は少ないです。

歯科助手として働いていたときの知識や経験と、学校で習得する内容にギャップを感じるのではと思うのです。
学問的な知識・理論を学ぶことで、いまの職場に疑問を抱くケースが多いです。
どんな職業もそうだと思いますが、学校で学ぶことと実際の現場は違う点がたくさんあります。
ここは自分の中で大切なポイントを押さえていくことが必要ですね。

また、歯科助手として満足できる職場と、歯科衛生士として満足できる職場は異なるからだと考えられます。
人間関係から、仕事内容、やりがい、待遇面など、職場における選ぶポイントはたくさんあります。
立場が変わると、視点が変わるのは当然のことですよね。
歯科助手だったときは気にならなかった事も、歯科衛生士として見ると疑問を抱くことがあるのです。

そのまま就職するメリット・デメリット

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メリットとして1番大きいのが人間関係です。
どんな仕事でも、まずは人間関係や職場の雰囲気・やり方に慣れることが大変ですよね。
退職理由の大きな理由ともなる、人間関係は重要なポイントといえます。
アルバイト先の人間関係が良好であるならば、就職したあとの満足度は高い可能性があると考えられます。
またアルバイト先なら、人間関係のことはもちろん、業務内容や器具の場所など、職場全体のことを知っています。
新しく全部覚えるよりも、いまの職場でスキルアップしていけたらスムーズですね!

デメリットとして、助手の頃の業務内容がやや多くなることが考えられます。
慣れた職場のため、スタッフとしても自分自身も、意識を切り替えにくいのです。
助手さんが不足している医院ですと、特にそうかもしれません。

せっかく国家試験を通過したなら“歯科衛生士”として扱ってもらいたいものですよね。
また、歯科衛生士として常勤で働き始めると、いままで見えていなかった医院の姿に気づくこともあります。
アルバイト時代とは、従事する時間も立場も変わってきますので、当然のことかもしれません。


就職してから後悔!なんてことにならないように、よく見極めないといけないですね。

そのまま就職を考えているなら、バイト先も慎重に選ぼう

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歯科衛生士として就職を考えるならば、アルバイトをする時点で慎重に選びましょう。
一口に歯科衛生士といっても様々な分野があります。
一般歯科・小児歯科・審美歯科・口腔外科・矯正歯科・訪問歯科・予防歯科・・・。

歯科衛生士としてどんな分野で、どんなライフスタイルの働き方をしたいのか考えながら選ぶと良いと思います。

もちろん、アルバイトをしてみて向いていないと感じたときや、他の分野に興味をもつこともあるでしょう。
そういった経験を就職する際に活かせるのがベストだと思います!

アルバイト経験は就職活動にとても有意義なものです。
私も学生時代にはいくつかの医院でお世話になり、その中で自分に合った医院を見つけることができました。
自分の苦手なことや得意なこと、重要視するポイントなども、いくつかの医院を経験することで形になっていったと感じています。

おわりに

“新卒歯科衛生士”は大人気です。需要があります。
需要があるだけに離職率も高いところが残念でもありますが・・・。
様々な医院があるので、自分に合った職場が見つかると歯科衛生士人生が楽しくなると思います。
将来どんな歯科衛生士になりたいのか、どんなライフスタイルを送りたいのか、じっくり考えていきましょう!
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