インプラントコーディネーターとは

歯科治療としてしっかり地位を築いているインプラント治療。しかし自費治療ゆえに患者さんは「もっとしっかりじっくり相談をして治療を始めたい」「治療後も分からないことだらけなので話を聞いてほしい」…そんなお悩みに寄り添う“インプラントコーディネーター”とは?まとめてみました。

2019年3月25日 更新
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こんにちは。歯科衛生士のyunaです。

今回は“インプラントコーディネーターとは何ぞや”ということでまとめてみました!この資格、インプラント治療を行っている医療機関にお勤めの方はご存知かもしれませんが簡単に言うと「施術者と患者さんの橋渡し役」といったところです。

「高価な治療なので色々と不安、心配が…」という患者さんの心に寄り添うインプラントコーディネーター、どうすれば資格取得をすることができるのでしょうか?

認定学会は?

少しややこしいのですが、認定学会は“一般社団法人国際口腔インプラント学会(ISOI)”及び“ドイツ口腔インプラント学会日本支部(DGZI日本支部)”です。DGZIはドイツを本拠地として本国に4,000名、全世界に12,000名以上の会員を有する学会です。世界規模の学会が認定しているということもあり、信頼ある資格です。

インプラントコーディネーター以外にも指導医・認定医・認定歯科衛生士・認定歯科技工士の資格認定をしています。いずれも権威ある資格ですね。

また、同様の資格でデンタルインプラントコーディネーターがありますが、こちらは“一般社団法人日本デンタルインプラントコーディネータ協会(JDICA)”が認定しています。今回はISOI及びDGZI日本支部が認定しているインプラントコーディネーターについてお伝えしますね。

どうすれば取得できる?

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学会に入会していることが必須条件の資格が多い中、このインプラントコーディネーターに関しても学会員である必要があります。入会は公式ホームページにてインターネット上で申し込むことが可能です。

少し意外に思われるかもしれませんが、インプラントコーディネーターの資格は学会に入会していれば全ての歯科医療従事者が取得できます。なので歯科衛生士専門の資格ではなく、例えば歯科助手や受付などもインプラントコーディネーターの資格取得が可能です。以下に受験資格をまとめました。

①オールデンタルスタッフ ※性別問わず
②国際口腔インプラント学会の会員である事
③教育講演を受講
④インプラント実務経験が歯科衛生士と歯科技工士は2年以上、その他は3年以上である事

認定申請書・履歴書・実務経験証明書・歯科衛生士歯科技工士は免許証コピー(A4縮小可)・認定審査料(受験料等払込金受領書のコピー)…これらの書類を揃え申し込みます。書類は、公式ホームページからダウンロードできるためそちらを利用しましょう。

資格取得のメリットは?

インプラントコーディネーターというくらいなので、インプラントに力を入れている医院や病院では重宝されるでしょう。インプラント治療は今でこそ普及してきていますが、実際に施術を受けたことがある人が周囲に沢山いるというわけではないかと思います。

なので患者さんとしてはメリットやデメリット、全てを把握した上で治療に臨みたいというところが本音でしょう。しかし患者さんはなかなか先生に相談しづらいと感じることも多いようです。そんな時、インプラントコーディネーターの資格を持ったスタッフがいればその患者さんの気持ちを汲んで適切なアドバイスができるのです。

資格手当として反映してくれる医院も多数ありますし、転職を考えた時も有利になることと思います。患者さんもインプラントコーディネーターの資格を持つ人がいる医院だと安心して施術を受けることが出来ます。患者さんを安心させてあげられる資格です。

多くの人に取得のチャンスがあるからこそ

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インプラントコーディネーターは、歯科衛生士をはじめ多くの職種で取得可能な資格です。なので、スタッフ同士切磋琢磨しながら合格に向かって頑張れるため取得までに挫折しにくいのではないかと思います。インプラントコーディネーターが多いほど、より多くの患者さんの思いに耳を傾けることができるのでより安心して施術をうけることができることも患者さんにとってはありがたいです。

インプラントコーディネーターは、“技術の資格”というよりは“おもいやりの資格”だと感じます。患者さんの気持ちに優しく寄り添い、患者さんの言葉をより的確に施術者である歯科医師に伝える。この橋渡し役がいて初めて満足していただける医療を提供できるのではないでしょうか?

どんなことでも気軽に相談できる、そんなインプラントコーディネーターは歯科業界の宝になり得る存在です。右も左も分からない患者さんの心を癒す人でいてほしいと切に願います。
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この記事のキュレーター

yuna yuna