【保存版】スケーラーの種類と使用部位、挿入角度のまとめ【関連動画あり】

スケーリング(歯石取り)とは、歯や歯根の表面(根面)からプラーク(歯垢)や歯石を取り除くこと。今回はその基礎知識についてまとめました。ふとした瞬間に見返せる保存版まとめです。操作方法(使い方、やり方)を詳しく知りたい場合は関連動画をご覧ください。

2018年6月14日 更新
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スケーラーの種類

スケーラー(Scaler)はまず、手用スケーラーと超音波スケーラーに分類できます。
手用スケーラーは下記の5つに分けられます。

・鎌型(シックルタイプ)スケーラー
・鋭匙型(キュレットタイプ)スケーラー
・鍬型(ホータイプ)スケーラー
・やすり型(ファイルタイプ)スケーラー
・のみ型(チゼルタイプ)スケーラー
このうち、最もよく使用されるのはキュレットタイプのスケーラーです。歯肉縁下の歯石除去や根面の滑沢化に適しています。

キュレットタイプのスケーラーは、両刃のユニバーサルキュレットと、片刃のグレーシーキュレットの2種類がありますが、汎用されるのはグレーシーキュレットになります。

グレーシーキュレットの使用部位

グレーシーキュレットタイプのスケーラーは、各部位の歯根の形状に合致し、周囲組織にはダメージ(傷)を与えないように設計してあります。
そのため、部位ごとに使用するスケーラーの種類が決まっています。どの番号のスケーラーがどの部位に使用するのかは下記の通りです。


●#1~#4 前歯部

●#5-6  前歯部及び小臼歯部
●#7-8   大臼歯部頬舌面
●#9-10  大臼歯部頬舌面及び根分岐部
●#11-12 大臼歯近心部
●#13-14 大臼歯遠心部

スケーラーの挿入角度

グレーシーキュレットは、刃部の先端片側のみに刃がついています。そのため、挿入時は0度挿入を行い、ポケット内にスムーズに挿入することが大切です。0度挿入を行うことで、歯肉を傷つけることなく操作をすることが可能になります。

また、操作時に刃部が歯肉の方向へ向いていると、歯肉を傷つけてしまいますので、常に歯頸部に添わせながら操作を行うことがポイントです。
把持している第1指(親指)と第2指(人差し指)を少しづつ回転させながら、1〜2mmのストロークで歯頸線に沿って隣接面へ移動をさせるよう操作を行います。
歯の表面は湾曲しているので、湾曲に沿わせて操作をしていくイメージです。

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