妊娠したらどうする?妊娠した歯科衛生士が考えるべきこと

妊娠は喜ばしいけど仕事はどうすればいい?出産手当とは?出産一時金とは? 歯科衛生士が妊娠した時にチェックすべきポイントについてまとめました。

2018年6月29日 更新
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女性にとって妊娠は喜ばしい事。ですが、予期せぬ「おめでた」に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

「いつまで仕事を続けるべき?」「出産手当ってなに?」など、ここでは妊娠したらすぐにチェックすべきポイントを解説します。妊娠中の方も妊娠を望む方にも必見です。

妊娠したら早めに報告

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妊娠を院長に言い出しにくい気持ちは分かります。しかし、なるべく早い段階で報告することが得策です。なぜなら、妊娠を伝える事で周囲からの協力を得られ、身体への負担を軽くできる場合もあるからです。

具体的には、立ち仕事中心の業務から、お腹に負担が掛かりにくい業務に変更してもらうなどの業務変更のほか、朝の通勤ラッシュを避けた出勤時間の変更、または時短勤務にしてもらうなどの医院側の配慮が得られるかもしれません。

また、早い段階で妊娠を報告できると計画的に人員の確保ができます。産休または退職に合わせてスケジュールを組むことができるため、余裕をもった引き継ぎを行うことができ、院長やほかのメンバーに負担をかけずに済みます。

特に妊娠初期は悪阻や体調不良が続くものです。体調により急にリタイアするケースもありますが、母体第一でお仕事を続けるためにも、まずは勇気を出して妊娠の報告をしてみてはいかがでしょうか。

妊娠中仕事で気を付けるポイント

母体第一。無理は禁物です

歯科衛生士さんのお仕事は体力勝負。長時間の労働に加えて、患者さんの対応に院内を走り回ることもあるでしょう。また、夜間診療を行っているクリニックでは帰宅時間も遅く、生活のリズムも乱れがちに。妊婦さんと赤ちゃんの健康を考えると、長時間の労働や夜間のシフト勤務はあまりオススメできません。

もし、そのような職場環境にいるならば、周囲への協力を仰いでみてはいかがでしょうか。例えば、なるべく夜遅い時間のシフトを減らしてもらう、それが難しければ正社員からパートに切り替えるなどの工夫が必要になるかもしれません。

周囲への協力を得ながら体に負担の少ない方法で妊娠期間を乗り切りましょう。

今までよりも感染予防を意識して!

妊婦さんはこれまで以上にウイルスや細菌からの感染に気をつけましょう。風邪やインフルエンザの予防はもちろんのこと、歯科医院の特質上、院内感染にも注意を払うべきです。なぜなら、万が一、何らかのウイルスや細菌に感染した場合でも抗生物質などのお薬を服用出来ないからです。

細菌やウイルスはちょっとした傷口から侵入します。手指消毒を基本にマスクにグローブだけでなく、場合によっては目の粘膜を守るアイガードなども必要かもしれません。また、使用済みの注射針や器具の取り扱い、器具の洗浄消毒にはこれまで以上に慎重になるべきです。

妊娠している、していないに限らず感染予防は当たり前のことですが、妊娠を機に改めて感染予防を意識すると良いかもしれません。

レントゲン室周辺での作業は安全?

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結論から言うと安全です。レントゲン室は設計段階で外に放射線が漏れ出さないよう設置されています。レントゲンを撮り終わった後の室内への出入りも胎児には影響はありません。

普段の生活において、太陽の光を浴びているだけでも微量ながら放射線は浴びています。赤ちゃんへの影響が気になる気持ちはわかりますが、心配がストレスに繋がります。どうぞ安心してお仕事を続けて下さい。

妊娠してからいつまで仕事を続けるべきか

妊娠してからいつまで仕事を続けるべきかは、妊婦さんの体調にもよります。妊娠してもこれまでと同様に仕事を続ける方も多くいらっしゃいますし、悪阻や体調不良でリタイアする方もいらっしゃいます。

しかし、出産後のお仕事の復帰や自治体や保険組合からの補助を考えると、少なくとも産休取得日までお仕事を続けることが得策でしょう。

出産後に復帰したくても、小さなお子さんを抱えた状態での就職活動は大変です。もし、産休育休制度が活用できれば、復帰後に慣れた職場で仕事がスムーズに進められるほか、子育て中であることの周囲の理解も得やすいでしょう。また、働くママをサポートする補助制度も利用できるため、総合的に考えて仕事を続けた方がお得だと言えます。

いずれにしても妊婦さんと赤ちゃんの健康を考えることが第一。体に無理のない範囲で仕事を続けてみてはいかがでしょうか。

出産一時金とは?

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