目次
こんにちは。歯科衛生士のyunaです。皆さん、突然ですがお子さんはいらっしゃいますか?又は「これから欲しいな…」と思っていますか?
今回は“子育てしながら歯科衛生士って正直どうなの!?”ということについて書かせていただきます。
今回は“子育てしながら歯科衛生士って正直どうなの!?”ということについて書かせていただきます。
子育ての悩み① 正社員としての勤務が難しい
「よし!働くぞ!」
妊娠・出産を機に前の職場を退職したものの、歯科衛生士の仕事に未練タラタラだった当時の私は求人情報を見ていて唖然としました。
正社員として働くには歯科医院はあまりに拘束時間が長すぎたのです。朝早くから準備を行い、最終の受付は19時を過ぎるような医院がほとんど…。土曜日の診療など今どき当たり前です。
私が歯科衛生士として復帰しようと思ったとき、息子はまだ1歳。保育園に預かってもらうためには、最低でも“夫婦正社員で共働き”のこのご時世です。しかし、この拘束時間では保育園の送り迎えすら間に合わないのです。主人の仕事も時間の融通が利くようなものではありませんでした。
結局私は正社員という選択を諦め、パートタイマーとして歯科衛生士の仕事を再開することとなったのです。そのため、最初の数カ月は息子の保育園も週3日の一時保育を利用する形になりました。ただこの一時保育、保育園との直接契約で必ずその曜日に預かってもらえるとも限らないのです。
「この日は行けますがこの日は難しいです」…今思えば本当に職場の皆さんにはご迷惑をお掛けしましたが、フレキシブルに対応いただけたので感謝しています。こんな勝手を許してくれる医院が果たしていくつあるのでしょうか…?
妊娠・出産を機に前の職場を退職したものの、歯科衛生士の仕事に未練タラタラだった当時の私は求人情報を見ていて唖然としました。
正社員として働くには歯科医院はあまりに拘束時間が長すぎたのです。朝早くから準備を行い、最終の受付は19時を過ぎるような医院がほとんど…。土曜日の診療など今どき当たり前です。
私が歯科衛生士として復帰しようと思ったとき、息子はまだ1歳。保育園に預かってもらうためには、最低でも“夫婦正社員で共働き”のこのご時世です。しかし、この拘束時間では保育園の送り迎えすら間に合わないのです。主人の仕事も時間の融通が利くようなものではありませんでした。
結局私は正社員という選択を諦め、パートタイマーとして歯科衛生士の仕事を再開することとなったのです。そのため、最初の数カ月は息子の保育園も週3日の一時保育を利用する形になりました。ただこの一時保育、保育園との直接契約で必ずその曜日に預かってもらえるとも限らないのです。
「この日は行けますがこの日は難しいです」…今思えば本当に職場の皆さんにはご迷惑をお掛けしましたが、フレキシブルに対応いただけたので感謝しています。こんな勝手を許してくれる医院が果たしていくつあるのでしょうか…?
子育ての悩み② 突然のお迎え、欠勤
無事保育園に預かってもらえたはいいものの、男の子だからなのか息子の体が弱いのかとにかく風邪を引く引く。しかも保育園に預けることができるかできないかの微妙なラインの風邪を、です。本人は至って元気なのですが体温はギリギリ…。
預けてもお迎えの電話が掛かってくることは容易に想像できますし、お休みするしかありません。が、息子が保育園をお休みするということは両親どちらかもお休みをするということです。主人はなかなか休みが取りづらいため、急な欠勤は主に私が取得せざるを得ませんでした。
幸い私の勤務している歯科医院はメインテナンスなどの歯科衛生士業務も担当制ではなかったのですが(後述しますがあえてそういう医院を選ばせてもらいました)、これが完全担当制だった場合はどうでしょうか。
当日いらっしゃる担当患者さんにアポイントの変更をお願いしなくてはいけませんよね?しかもその連絡はおそらく職場の他のメンバーが代理で行ってくれるのではないかと思います。
まだ一人で何もできない息子を放ってはおけないので仕方のないことですが、この状況が子どものいない時と比較して各段に増えるのです。ここまで多いと、さすがに「このまま勤務を続けていてもよいのだろうか」、「小さい子どもがいるのに社会復帰はまだ早かったのだろうか」と散々悩みました。
しかし日進月歩の医療の世界、ブランクが長くなればなるほど歯科衛生士としての復帰が難しくなることは容易に想像できていた私。やはり、歯科衛生士として働く道を諦めきれなかったのも事実だったのです。
預けてもお迎えの電話が掛かってくることは容易に想像できますし、お休みするしかありません。が、息子が保育園をお休みするということは両親どちらかもお休みをするということです。主人はなかなか休みが取りづらいため、急な欠勤は主に私が取得せざるを得ませんでした。
幸い私の勤務している歯科医院はメインテナンスなどの歯科衛生士業務も担当制ではなかったのですが(後述しますがあえてそういう医院を選ばせてもらいました)、これが完全担当制だった場合はどうでしょうか。
当日いらっしゃる担当患者さんにアポイントの変更をお願いしなくてはいけませんよね?しかもその連絡はおそらく職場の他のメンバーが代理で行ってくれるのではないかと思います。
まだ一人で何もできない息子を放ってはおけないので仕方のないことですが、この状況が子どものいない時と比較して各段に増えるのです。ここまで多いと、さすがに「このまま勤務を続けていてもよいのだろうか」、「小さい子どもがいるのに社会復帰はまだ早かったのだろうか」と散々悩みました。
しかし日進月歩の医療の世界、ブランクが長くなればなるほど歯科衛生士としての復帰が難しくなることは容易に想像できていた私。やはり、歯科衛生士として働く道を諦めきれなかったのも事実だったのです。
子育ての悩み③ スキルアップのための時間確保
まだ言葉でのやり取りが難しい子どもがいる場合、子育ては“今すぐ!待ったなし!”の連続です。母親が自由に動ける時間、それは子どもの眠っているとき…極端に申し上げるとこのひと時のみです。
しかし子どもがすやすや眠っている間に家事や炊事をこなしているとどうでしょう。振り向けばばっちり覚醒しているわが子がそこにいるではないですか。自由時間といえどまずは家のことをしなければ主人に冷たい眼差しを向けられることは想像がつくため、自分のことなんてとてもじゃないですができません。
あれ?じゃあ歯科衛生士としてスキルアップするための勉強はいつするの?セミナーや勉強会なんてどのタイミングで参加したらいいの…?
大変お恥ずかしい話なのですが、私は未だにスキルアップの時間を十分確保できずに悩んでいます。言い訳なのは百も承知ですが、セミナーや勉強会に参加したくても子どもを預ける先がないとなかなか難しいのが現状です。「じゃあ寝る間を惜しんで夜中に本を開けばいいじゃないか!」、はい、ごもっともです。これに関してはもう、私の精神力を鍛錬するより他ありません。
育児に休みはない、今ならこの言葉の意味が何も考えなくても分かります。本当に、休みがないのです。子どもが目を覚ましたその瞬間から、母親は子どものことばかりを気にかけてしまうようインプットされているようです。
しかし子どもがすやすや眠っている間に家事や炊事をこなしているとどうでしょう。振り向けばばっちり覚醒しているわが子がそこにいるではないですか。自由時間といえどまずは家のことをしなければ主人に冷たい眼差しを向けられることは想像がつくため、自分のことなんてとてもじゃないですができません。
あれ?じゃあ歯科衛生士としてスキルアップするための勉強はいつするの?セミナーや勉強会なんてどのタイミングで参加したらいいの…?
大変お恥ずかしい話なのですが、私は未だにスキルアップの時間を十分確保できずに悩んでいます。言い訳なのは百も承知ですが、セミナーや勉強会に参加したくても子どもを預ける先がないとなかなか難しいのが現状です。「じゃあ寝る間を惜しんで夜中に本を開けばいいじゃないか!」、はい、ごもっともです。これに関してはもう、私の精神力を鍛錬するより他ありません。
育児に休みはない、今ならこの言葉の意味が何も考えなくても分かります。本当に、休みがないのです。子どもが目を覚ましたその瞬間から、母親は子どものことばかりを気にかけてしまうようインプットされているようです。
これから子育てが始まる歯科衛生士へ
出産前、バリバリお仕事していた方は出産後ももちろんバリバリ働きたい!という気持ちがあるとは思いますがお子さんが小さいうちはお休みを比較的取りやすい働き方の方が良いのかな、と個人的には思います。
私は歯科医院を探す際、“パートタイマーとして働ける”、“保育園の送り迎えができる時間帯の勤務時間”などの条件はもちろん、“歯科衛生士が担当制ではない医院”を探すよう心掛けました。
実は本心とは全く逆で、本当は担当制を採用している医院で勤務したかったのですがそうなると代わりの人がおらず急な休みは取れないだろうと考えたからです。もちろんこれらの話は面接時に全て伝えるようにしました。
私は歯科医院を探す際、“パートタイマーとして働ける”、“保育園の送り迎えができる時間帯の勤務時間”などの条件はもちろん、“歯科衛生士が担当制ではない医院”を探すよう心掛けました。
実は本心とは全く逆で、本当は担当制を採用している医院で勤務したかったのですがそうなると代わりの人がおらず急な休みは取れないだろうと考えたからです。もちろんこれらの話は面接時に全て伝えるようにしました。
子育てしながらでもポジティブに働くには
子育ては悪いことではありません。しかしお休みが続いたりスキルアップの時間が取れなかったりすると「やはり働きながら子育てするのは難しいのだろうか…」と感じてしまいますよね。こんな時は割り切ってしまうのが大切なのだと私も最近気が付きました。
「子どもが小学校に入るまではこの状態が続くだろうけど、そこから思いっきり頑張るぞ!」、これで良いのではないかと私は思います。何を最優先にしないといけないのかはその時々で変わって当たり前なのですから。
「子どもが小学校に入るまではこの状態が続くだろうけど、そこから思いっきり頑張るぞ!」、これで良いのではないかと私は思います。何を最優先にしないといけないのかはその時々で変わって当たり前なのですから。