左利きの歯科衛生士が気を付けるべきことまとめ

歯科衛生士は器具を手で精密に扱う職業です。それでは、左利きの歯科衛生士はいるのでしょうか?左利きの歯科衛生士はどんなことに気を付ければよいのでしょうか?メリットはあるのでしょうか?

2018年6月29日 更新
66 view
世界の人口の中で、左利きは10%近くいるといわれています。
天才が多いといわれる左利きですが、右利き中心に作られた社会では苦労も多いのが事実です。

歯科衛生士は器具を手で精密に扱う職業です。それでは、左利きの歯科衛生士はいるのでしょうか?左利きの歯科衛生士はどんなことに気を付ければよいのでしょうか?メリットはあるのでしょうか?

左利きの歯科衛生士はいるの?

 (638)

当然ながら、歯科衛生士にも左利きはいます。衛生士だけでなく、歯科医師や歯科技工士にも左利きの人がいます。

左利きだからといって特定の職業に就けないということはありません。もちろん歯科業界の医療器具は、その多くが右利き用に設計されているため左利きの人が使うには少々苦労が伴います。

しかし、その苦労を乗り越えれば、左利きの人のほうが有利になるかもしれないのです。

左利き衛生士の最大の敵はユニットの設計

 (639)

歯科衛生士の主な業務の一つであるスケーリングを例に挙げます。
ユニットの設計は、基本的に右利き用になっているため、サイドポジションやフロントポジションで行う場合にはスピットンが邪魔になり、左手でバキュームを持つことは難しくなります。

左利きの人が右手でキュレットタイプのスケーラーを操作する場合は、スケーラーを把持し、安定した操作を行う必要があるので握力が必要です。
ですので左利きの人が右手でスケーリングをする場合は、握力をつけ、スケーラーを安定して把持できるようになることが重要になります。

はじめは苦労することも多いと思いますが、右利きの人よりも口唇や頬粘膜、舌の排除はしっかりと行うことができますし、両手でスケーラー操作を行うことができるようになります。

「両利き」になれるチャンス

 (640)

左利きの歯科衛生士は、スケーリングなどある一部の業務に関しては右手でやらなければならないことも多く、苦労も多いのではないかと思います。
しかし、練習を重ねて徐々に慣れていけば、左でも右でも器具を使用できるようになるのです。

普通の右利きの人が位置移動しなければならないところを手の入れ替えだけで済んだり、TBIの時に左利きの患者さんの気持ちが分かったりなど、メリットもたくさん出てきます。


おわりに

いかがだったでしょうか。
多くの歯科衛生士が右利きの中で、左利きの衛生士は苦労も多いですが、少しずつ克服すれば大きな強みにもなります。

まずは左利きであることに理解のある医院を見つけることが大切です。求人サイトによっては見学前にメッセージでのやり取りができるサイトもあるので、「左利きなんですが…」と相談してみるのもよいかもしれません!

左利きをハンデと思わず、強みにしていきましょう!

13 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

みんなも同じ?歯科衛生士になって苦労したこと

みんなも同じ?歯科衛生士になって苦労したこと

なにかと苦労の多い歯科衛生士。そんな歯科衛生士のなやみを現役歯科衛生士がまとめました。
yuna | 230 view
簡単にスキルアップする方法とは?

簡単にスキルアップする方法とは?

スキルアップはしたいけれど、何をすればいいかわからない。時間や体力的に難しい。そもそも基礎知識に自信がないなど、歯科衛生士がスキルアップに関して抱える悩みは様々です。今回はそんなスキルアップの方法についてご紹介します。
yuna | 398 view
こんな医院は辞めていい!職場環境チェックリスト

こんな医院は辞めていい!職場環境チェックリスト

離職率が高い歯科業界。あなたの勤める医院の職場環境は正常ですか?DH LIFEでは、あなたが転職を考えるべきかどうかを判断する「チェックリスト」をご紹介します!
marichan21 | 500 view
【保存版】スケーラーの種類と使用部位、挿入角度のまとめ【関連動画あり】

【保存版】スケーラーの種類と使用部位、挿入角度のまとめ【関連動画あり】

スケーリング(歯石取り)とは、歯や歯根の表面(根面)からプラーク(歯垢)や歯石を取り除くこと。今回はその基礎知識についてまとめました。ふとした瞬間に見返せる保存版まとめです。操作方法(使い方、やり方)を詳しく知りたい場合は関連動画をご覧ください。
shoudao94 | 746 view
面接と違う!?騙されないために注意すること

面接と違う!?騙されないために注意すること

初めての人はもちろん、経験がある人も緊張するのが面接です。 面接を終えて、採用された後、実際働いた際に「面接の時の条件と違う」とトラブルになった経験はありませんか? トラブルまで発展せずとも、違和感を感じたことがある方は多いのではないでしょうか? 今回は、現役歯科衛生士が、体験談をもとに面接で騙されないための対処法を紹介します!
おぬまさら | 30 view

この記事のキュレーター

shoudao94 shoudao94