訪問歯科での歯科衛生士の役割とは?ポイントまとめ

近年、少子高齢化によって、歯科業界も変化の時代に来ています。なかでも訪問歯科は需要が高まり、訪問歯科を行う歯科医院も増えてきました。 一般歯科とは違い、特殊なスキルや知識を求められる訪問歯科について、歯科衛生士の役割、歯科衛生士の仕事などの観点から、ポイントをご紹介します。

2019年3月25日 更新
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直接食事支援をするのは難しいかもしれませんが、今の食事形態なのか今の口腔機能状態からどのような食事が適しているかなどアドバイスをすることで、サポートをすることができます。

歯科衛生士として、訪問歯科を経験するメリット

訪問歯科を必要としている患者さんは、歯科医院の外来に受診される患者さんと違って重度の身体的疾患や、認知症などを患っている方が多いので、全身疾患などをしっかりと把握した上で予防的処置を行わなければなりません。

その経験は歯科医院での外来診療でも生かされます。一般歯科の診療中にも、「この患者さんはもしかしたらこのような症状があるかもしれない」と、常に疑いをもつ力がつくのです。そして、全身的にみながら予防処置ができるようになります。

訪問歯科を経験するデメリット


歯科衛生士になった動機について、
「看護師は死に関わる仕事でそれに直面する仕事は自分には不向きだから歯科衛生士がになった。」
という経緯を聞くことがあります。

訪問歯科の場合、命に関わることも絶対にないとは限りません。特にターミナルケアの場合は、そういった場面に直面することもあるので、得意でない方にはデメリットとなってしまう場合があります。

自分は訪問歯科に向いてる?

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訪問歯科の場合は、患者さんと1対1というわけではなく家族の方や入居している施設の方とも関わることが多いので、多職種連携が得意だったり色々な方と関わるのが得意だったりする方が向いている場合が多いでしょう。

また、高齢の認知症の患者が多いので、患者さんが同じことを何回も言ったり、無理なお願いを言ったり、会話にならないことを言ったりされます。それらのことを割りきれたり、感情移入しない方が向いているかもしれません。

おわりに

高齢化の現在、訪問歯科専門で行っている歯科医院もありますし施設などでも歯科衛生士は必要とされています。

歯科衛生士として資格がある限り、幅広く仕事ができます。是非自分にあった歯科衛生士としての働き方を見つけてください!
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