歯科衛生士でも開業できる?歯磨きサロンとは

最近歯磨きサロンが増えてきています。歯磨きサロンは歯科医院とは別なのでしょうか?歯科衛生士でも開業できると聞ききますが本当でしょうか? 歯磨きサロンの実態と業務内容、医療行為の有無について紹介していきます!

2018年7月13日 更新
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最近歯磨きサロンが増えてきています。歯磨きサロンは歯科医院とは別なのでしょうか?歯科衛生士でも開業できると聞ききますが本当でしょうか?

歯磨きサロンの実態と業務内容、医療行為の有無について紹介していきます。

歯磨きサロンとは

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歯磨きサロンは美容室のサービスの一環として、歯科衛生士が独立開業して運営されています。

歯磨きサロンが増えてきた背景には、近年国民の歯科に対する意識が強くなってきたことが挙げられます。
歯科医院とは別で医療行為をしないので歯科医師不在で開業できるのです。

歯磨きサロンでは医療行為はできないので、保険診療ではなく自費診療になります。フッ素もお客さんに塗布してもらえば医療行為ではなく、少しグレーゾーンな部分もありますが歯科医院と提携しておくことでトラブルが起きてもすぐ紹介し対応できます。

一般的な施術の流れは以下のようなものになります。

①お客様自身で歯を磨いてもらう
②お客様自身でホワイトニング剤を歯に付けてもらう
③ホワイトニングライトを10分~20分程度照射する
④口をゆすいでもらう


いずれにしても。医療行為を行っていないところがポイントです。

業務内容

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歯磨きサロンではどのようなことをするのでしょうか。まず歯科医師が不在なのため、医療行為をすることはできません。医療行為とはSRPやPMTC、ホワイトニングなども含みます。

そこで歯磨きサロンではお客さん自身に薬剤を使用してもらうセルフホワイトニングや予防効果のない歯磨き指導を行います。他にも舌のクリーニングやお口のマッサージなど特別な機材がなくてもできる処置が多いです。

絶対に医療行為はない!

歯磨きサロンが増えてきたことに関して、厚生労働省も歯磨きサロンについて見解を出しており、それによれば、歯磨きサロンのサービスは医療行為ではなく、「日常的な口腔ケアのお手伝い」として認識されています。

実は、重度歯周病がない人の日常的な口腔の刷掃・清拭で歯ブラシや綿棒を使用して歯・口腔・舌の汚れを取り除くことは医療行為にあたりません。
言い換えてしまえば歯科医師・歯科衛生士以外でも歯ブラシや綿棒を使用して口腔ケアをしても良いというわけです。

ただし保険診療はもちろんできませんし、疾病の予防処置にはつながらないので、ブラッシング指導という解釈ではなく日常生活の歯磨きと同様な位置付けがされています。

歯科衛生士が開業できる!

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結論、歯科衛生士でも歯磨きサロンを開業できます。これは厚生省が認めている見解であり、医療行為を行わなければ歯科衛生士のみで開業できます。

お客さんからすれば無資格者で歯磨きサロンを経営しているよりかは歯科衛生士という資格を保有している方が信頼できるので歯科衛生士にとって開業しやすい業種だと言えます。

歯科衛生士が独立開業して一般的な歯科ユニットを使用してPMTCを行うこともできますが、初期費用がかかってしまうのであまり導入しているところは少ないのが現状です。通常は一般的なソファを用いて行われます。

おわりに

歯磨きサロンは歯科医師不在で開業できる施設です。歯科医師が不在なので医療行為はできませんが、歯科衛生士の知識や能力を生かして働くことができます。

国民の歯に対する意識が高まってきている背景から美容系のサービスとしては急成長している分野です。
歯磨きサロンが根本的に医療行為ではないのかというのは厚生労働省が「医療行為ではない」という見解を示しました。

歯科に関する資格がない人よりも、歯科衛生士という資格を持っている方が知識に基づいた施術を行うことができます。もし挑戦してみたいと考えている方は歯磨きサロンの開業を検討してみてはいかがでしょうか。一度、実際に施術を受けてみるとイメージがわくかもしれません!
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この記事のキュレーター

きりけん きりけん